仮想通貨を2021年に始めて暴落を経験した話——BTC/ETHの今

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仮想通貨を2021年に始めて暴落を経験した話——BTC/ETHの今

仮想通貨を始めたのは2021年の秋だった。ビットコインが600万円台をつけていた時期で、「今さら遅いかも」と思いつつも乗り遅れたくない気持ちに負けて口座を開いた。あの判断が正しかったのかどうか、今でもたまに考える。

その後の暴落で含み損はマイナス40%を超えた。底では投入した50万円が30万円以下になっていた。それでも売らず、ガチホ(長期保有)を続けた結果、今現在の評価額は投入元本を超えている。ここまでの記録を正直に書いておく。

口座開設——bitFlyerとCoincheckの違い

最初に口座を開いたのはbitFlyerだ。仮想通貨取引所の中で日本では老舗で、セキュリティ面での実績があると読んで選んだ。bitFlyerは「Lightning」という取引ツールが使えて、板取引(リアルタイムの売買)ができる。ただ初心者には難しく感じた。

その後Coincheckも開設した。アプリの使い勝手がbitFlyerよりわかりやすく、購入操作がシンプルだった。ただ手数料(スプレッド)がbitFlyerより広いので、頻繁に売買する場合はコストが大きくなる。長期保有前提ならCoincheckの方が使いやすかった。

最終的にbitFlyerをメインで使い続けている。流動性が高く、大きな取引にも向いているためだ。

最初に買ったビットコイン——タイミングの悪さ

最初の購入は2021年11月、ビットコインが当時の最高値(約720万円)に迫っていたころだった。「今が天井かも」という不安と「まだまだ上がる」という期待が同時にあった。

20万円分のビットコインと、10万円分のイーサリアム(ETH)を購入した。残り20万円は「下がったら追加で買おう」と手元に置いておいた。これは後で判断として正しかったとわかった。

ETHも同時に購入したのは「ビットコインだけに集中するのはリスクが高い」という分散の考えからだった。当時ETHはDeFiやNFTで注目されており、将来性があると判断した。

暴落——マイナス40%の含み損

2021年末から2022年にかけて、仮想通貨市場は大きく下落した。ビットコインは最高値からおよそ70%以上下落し、200万円台まで落ちた時期もあった。

20万円で買ったビットコインの評価額が12万円を切ったとき、正直「売ってしまおうか」という気持ちが強かった。毎日アプリを開いて下がり続ける残高を見るのは辛かった。特に2022年5月のテラUSD(UST)崩壊と、その後のセルシウスネットワーク破綻、FTX破綻と悪いニュースが続いた時期はもっと下がるかもしれないと本気で思った。

それでも売らなかった理由は、「追加入金する余裕を残しておいた20万円」の存在だった。暴落局面でビットコインが300万円台になったとき、手元の20万円を追加で買った。平均取得単価が下がり、心理的に少し楽になった。

ガチホの結果——現在の状況

2024年に入ってからビットコインは再び上昇し始め、2024年春には1000万円を超え、秋には1500万円以上をつける局面もあった。

今現在の保有状況(2026年初頭時点)は、ビットコインとイーサリアムを合わせた評価額が投入元本50万円に対して70万円台前後で推移している。プラス20万円台。一時はマイナス20万円まで落ちていたことを考えると、売らずに持ち続けた判断は結果的に正しかった。

ただ、正直に言えば「運が良かった」部分も大きい。ビットコインが再び上昇しなかった可能性もあるし、2022年の暴落でもし全額投入していたら精神的に保有し続けられたかどうか自信がない。

仮想通貨投資で学んだこと

一番の教訓は「余裕資金の範囲内でしか買わない」ということだ。生活費や緊急資金を仮想通貨に入れていたら、下落局面で売らざるを得なくなる。底で売るのが一番の損失につながる。

次に「分割購入が精神的に楽」ということ。一括で全額を投入すると、購入直後に下がったときのショックが大きい。毎月少額ずつ買う積立スタイルは、高値掴みのリスクを下げてくれた。

仮想通貨はまだ制度的な整備が途上で、規制リスク・取引所リスク(破綻)・技術リスクなど株式には少ないリスクがある。FTX破綻で資産を失った人が多数いた事例は、「有名な取引所も倒れる」という事実を突きつけた。国内の金融庁登録取引所を使うこと、必要以上に長期間取引所に預けないことは最低限の自衛策だと思っている。

BTCとETH、これからについて

ビットコインは発行上限が2100万枚と決まっており、デジタルゴールドとしての需要が機関投資家からも認められてきた。米国でのETF承認は大きな転換点で、市場への信頼性が高まった。長期保有という意味では、保有を続けるのが自分の結論だ。

イーサリアムはスマートコントラクトのプラットフォームとして独自の価値があるが、ソラナなど競合チェーンの台頭もある。ビットコインより不確実性は高いと感じている。ETHは少し比率を落として、代わりにビットコインを増やしている。

仮想通貨は「全財産を突っ込む」ものではなく「ポートフォリオの一部として持つ」ものだと今は理解している。全体の投資資産の5〜10%程度が適切なリスク配分だと感じている。

※本記事は筆者の個人的な見解であり、投資助言ではありません。投資判断はご自身の責任でお願いします。金融商品の価値は変動し、元本割れの可能性があります。

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